こんにちは!海斗です!
『ライカと歩く京都』を読んで東京をある程度だけは相対化できたので、
あえて東京をdisってると思われるこの本に手を出しました。
コンテンツビジネスを仕掛ける人、ビジネスを興す人からの視点での地方移住が書かれていたと思います。
不動産業者だったら東京と限界集落地の比較はまた違ったものになったと想像します。
イケハヤの思う東京はこうです。
・食が貧しい
・住宅コストが高く、住宅事情が劣悪
・東京ではみんな忙しぶる
・東京のシステムに洗脳されるとスーツすら脱げなくなる
・東京では「自己責任」の空気が蔓延してる
・東京での暮らしを総合的に見ればその貧しさは明らか
一方四国の限界集落地など地方では
・食が豊か
・地方はすぐに「孤独な環境」を確保することが出来る
・土地は余ってる
・季節を感じられる
・「時間に追われない」という暮らし
・助け合いの文化が根付いてる
仕事についての記述も目立ったので少し引用すると
・地方では「雇用」は少ないけれど「仕事」は山のようにある
・東京で仕事をする限り「東京的なもの」しか作れない
・本来的に仕事は自ら作り出すものであることを思い出しましょう
・クリエイティブな人ほど「こんなことを仕掛けたい!」とワクワクした毎日を過ごせます
面白い人は東京にいる、とはよく聞きますが、
地方に講演に来てもらえばOK、という話でした。
「人間は環境の奴隷」だとも言います。
環境を変えてみませんか?という誘いがありました。
密集して住んでもいいことないですよ、と。
引用します。
「ぼくはもっと多くの日本人が、気軽に環境を変えられるようになるべきだと考えています。
「私はここにいなくてはいけない、こうあらなければならない」という心底くだない「縛り」を
自分に与えるから、犯罪が、自殺が、戦争が起きるのです。
もっと流動的になれば、僕らの社会は優しく、豊かなものになっていきます。」
本の中では「多地域居住」についても触れられていて、
今新聞で騒がれてることを何年も前から実践しようとしてたんだなぁと感心します。
個人的には「ここではない別の土地での暮らし」に思いを馳せるのは楽しいです。
「旅するように生きる」ことと「旅」の違いも気になります。
「文明との距離の取り方」や「お金との付き合い方」「女性との向き合い方」など
最近、自分の中で色々と考えが揺れています。
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